【副業日記】クラウドワークスで5万!からの~

私は実家暮らしなのですが、そろそろ1人暮らしを始めようと思い立って、資金集めのために副業に手を出しました。

副業というと、家でせっせと梱包作業するみたいな内職をイメージしていたんですが、今の時代は違うんですねぇ。

ネットで副業についていろいろ調べていましたら、クラウドワークスというサービスと出会いました。
私は絵を描くことを趣味にしているので、イラスト制作やデザイン関係の仕事がないかなぁと、いろいろ仕事を探しながら、せっせと応募していたんですけども…チラシ作成コンペなんかは、「イラストを生業にしております!」「デザイン事務所で働いております!」みたいな人たちばっかりで、とにかく素人で新参者は地道に実績を作っていかないと太刀打ちができない世界でした。

プロの世界を目の当たりにして、ちょっと方向性を変えてみた結果、選んだのがライター業でした。

ライターはテストライティングから始まる

初めに応募したのは、絵本についての概要を書く仕事でした。依頼者から指定のあった絵本について、あらましやら感想やら、とにかくおすすめの文章を作るというもの。

何の絵本かは伏せますが、まぁー有名なキャラクターですわ。知らない人の方が少ないのでは?と思うほど。
図書館に足を運んで読みましたよね。書きましたよ。だけど結果は「こちらが求めるレベルに達してない」ということで、不採用。ライターも難しいんだなぁ…と凹んだ瞬間でした。


まぁ次があるさ!と挑んだのが、自分の専門とするジャンルの記事。これもテストライティングからスタートして、「とてもわかりやすい記事でした」とのコメントをいただいたもの、それ以降ぷっつりと連絡が取れなくなる事態に。

なんやねん!ってなるじゃないですか。そこでまずやる気が失せて、クラウドワークスから離れました。

1か月後にまた再燃して、前回と同じ専門の記事で応募してみたところ…無事にテストを通過し、採用が決定しました。
気になる仕事には全部応募していたのですが、これまで上手くいかなかったのが嘘のように立て続けに採用され、一気に忙しくなったのですー。

本業を終えて帰ってきたら、寝るまでの時間を執筆時間にあてて、休みの日もとにかく記事を書きまくっていました。

依頼内容は本当にさまざまで、1記事1500字以上で1200円とか、3500文字で2500円とか。1文字いくらで書くか、なんてことはみじんも考えておらず、仕事がもらえるだけで嬉しかったんですね。ライターとしては駆け出しでしたし、書いて慣れるしかないなーと。

具体的にどんな仕事内容があったのかをお伝えします。

案件A 1記事1500字~1200円(昇給あり)

決まったテーマに沿って記事を書きます。見出しも全部決まっているので、構成を考える必要がありませんでした。
文字数も難なく書ける範囲でしたし、時給に換算すれば1200円は妥当かなとも思いました。

だがしかし!依頼内容は到底1時間では書ききれないものが大半を占めていました。文字数こそ1500字ですが、とにかく指示が多い。指定のリンクを張る、動画を入れる、おすすめの商品を10個調べて紹介する、強調する文字の色やら大きさやらリンクボタンやら…1記事書くのに2、3時間です。慣れたら早く書けるようになるのでは、と思いしばらく続けてみたものの…時分にとっては、1番大変な記事作成だと感じました。

正直依頼主とも馬が合わなかったというのもあります。仕事のやり取りをする中で、文面に草を生やす人はちょっとなー。という。

ただ安定して仕事があるので、これ1本でやっていけば負担にはならないのかもしれません。

案件B 1記事3500字以上 2500円

もっともコミュニケーションが取りやすい依頼主様でした。物腰柔らかく、納品した記事に対しても必ずどこかしら褒めてくれる方で、心地よく仕事ができたというか。
記事はテーマがあるだけで、見出しや構成はこちらで考えましたが、とくに苦労は感じませんでした。大変だったのは、文字数の多さ。初めは3500字でしたが、のちに4500字までに増えます。例えば「犬の歯磨き」というテーマで、4500字を書くんです。もちろん依頼料も増えますが1文字1円には満たない金額です。

3000字までは言っても、それから1500字までがかなり遠い道のり!しかしその分達成感は大きかったです。

案件C 1記事5000字以上 4500円

これは継続ではなく、単発の仕事依頼をいただきました。1記事5000字ってところが言わずもがなです。ヒーヒー言いながら書いた記憶があります。4500字ですら大変だと感じるのに、さらに500字…。書いても書いてもゴールが見えないって感じでしたね。

書いている間は「自分にはもう無理だ」と思うのに、書き終えてしまうと「またご依頼お待ちしております!」っていうモードに切り替わるのはなんなんでしょう?

案件D 1記事1800字以上 1800円

ワードプレスなどの納品ではなく、ワード形式で記事を作成するお仕事でした。今までの記事と違う点は、自分の書いたイラストを記事に使用していることです。

文字数は大変ではありませんが、イラスト作成も同時に行うので、まぁまぁ時間はかかります。しかしこの方は少しずつ依頼料を上げてくださるので、努力が実を結んでいるような気がして、モチベーションは上がりました。

案件E 1記事の文字数指定なし 7000円

私がこれまで受けた仕事の中で、もっとも高単価だった記事です。質の良い記事を求めているとのことで、テストライティングもかなり緊張しながら受けたのですが、採用のお返事をもらった時は相当喜びました。

今までと違ったのは、記事の修正を依頼主側が行ってくれる点です。修正以来があるかと思いきや、「修正して公開しました」との連絡があって拍子抜け。

ブログデザインもかわいらしく、楽しく記事を書けていたのですが…。

現在、継続依頼は1件のみ

いろいろな案件をご紹介しましたが、現在受けている仕事はこの中のたった1件のみです。
最初の仕事は自分から休みを申し出たのですが、それ以外は音信不通か、仕事依頼を見直すとの理由で途絶えてしまいました。

このまま継続して仕事がもらえるものだと思っていた私は、次々と仕事が断ち切られていくのを見て、ライター業の怖さを実感したのであります。いつ切られてもおかしくない仕事なのだと。

これらの仕事をこなして、ようやく月に5万円ほどを稼げるようになってきた矢先のことだったのでショックは大きかったですね。
慌てて新たな仕事を探し始めましたが、なかなか希望の仕事に行き当たらず…今は1つの仕事をこつこつとこなしています。これもいつ終わってしまうのか、不安を感じる毎日。ハァ。

ライター業で生活している人もいますが、やはり運と実力の世界。ほんの一握りですよね。
今後どうなるのかまだわかりませんが、いつかは安定を得たい。と願望を抱きながら、次の依頼を待っています。無事、検収が終わってスカウトがきますように~!